メトロ「リージョナルコネクター」6月16日に開通 五輪へ向け鉄道網拡大、リトル東京駅も(5/23)

【ロサンゼルス23日】イーストLAとサンタモニカを1時間9分で運行することになるメトロ電車のリージョナルコネクター事業における路線工事がついに完了し、父の日の週末である6月16日に開通する。ダウンタウンの1街とセントラル通りの地下には新たな「Little Tokyo/Arts District Station」が誕生する。

 リージョナルコネクター事業では、ダウンタウンLAのA線(ブルー)、E線(エキスポ)、L線(ゴールド)を地下で結ぶ約2マイルのライトレール路線が新設され、ダウンタウンLAからサンタモニカ、ロングビーチ、イーストLAアズサまでのそれぞれの地点へ乗り換えなしで行くことができるようになる。1日あたり約9万人の利用を見込んでおり、ダウンタウンへの通勤や通学時の乗り換えが減るため、通勤時間が最大で20分短縮されると期待されている。  

 同事業では、「Little Tokyo/Arts District Station」(1街/セントラル通り)、「Historic Broadway Station」(2街/ブロードウエー)、Grand Avenue Arts/Bunker Hill(セカンドプレイス/ホープ通り)の3駅が新しく建設された。

 リージョナルコネクター事業は、完成が予定より2年遅れ、当初の予算17億ドルを3億3,500万ドル上回ったが、2028年のオリンピック開催へ向けた鉄道網の大幅な拡大へ期待がかかる。 

 

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