南加の海岸でクラゲの一種「Velella velella」が大量に 刺されないよう注意!(4/12)

【ロサンゼルス12日】南カリフォルニアの海岸で、クラゲの一種で、鮮やかなネイビーブルー色の「Velella velella」(カツオノカンムリ)が大量に打ち上げられており、刺される可能性があることから触れないように注意が呼びかけられている。

 平たい楕円形の「Velella velella」は外洋に生息しているが、春から初夏にかけてカリフォルニアの海岸に打ち上げられる。今回は、強風の影響を受けて深海から砂浜に大量に流れ着いているようで、ダナポイント、マンハッタンビーチ、ニューポートビーチ、サンクレメンテなどのビーチでは何千ものネイビーブルーのクラゲが花畑のような光景をつくってる。

 「Velella velella」は針のある「ヒドロ虫網」の群体性クラゲの一種で、ポルトガルのマンオウォーによく似ている。刺すような触手を持つが、主に動物プランクトンや魚の卵など、好物の獲物を捕まえるために使われる。

 Dana Wharfからインスタグラムを投稿する”ナチュラリストのノナ “として知られるノナ・ライマーさんは、触手の刺胞に刺されると激しい痛みを感じるので避けるようにアドバイスしている。

 日本語名「カツオノカンムリ」は、よくカツオの群れと一緒に見つかることがあることから命名されたという。

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