ラッパーのニプシー・ハッスル射殺犯に禁固60年から終身刑 LA郡上級裁(2/22)

【ロサンゼルス22日】ラッパーのニプシー・ハッスルさん(享年33)が2019年にロサンゼルスにある自身の衣料品店の前で射殺された事件の裁判が22日にロサンゼルス郡上級裁であり、第1級殺人罪で有罪判決を受けていた犯人のエリック・R・ホルダー・ジュニア被告に禁固60年から終身刑の判決が言い渡された。

 数ヵ月に及んだ裁判の後、陪審員は昨年7月に、事件現場にいたその他2人の男性も撃たれ負傷したことから、ホルダー被告にそれぞれ2件の故殺未遂罪と銃器による暴行罪でも有罪判決を言い渡していた。 

 ホルダー被告は死刑になる可能性はなかったが、残りの人生を刑務所で過ごすことになるのは確実だった。

 ホルダー被告の弁護人アーロン・ジャンセン氏が、被告の有罪判決を過失致死または第2級殺人に減刑するよう主張したために判決の言い渡しが延期されていたが、H・クレイ・ジャッケ上級裁判事はこの主張を拒否した。

 ニプシー・ハッスルさんは、死後の2020年を含めて2度グラミー賞を受賞。生まれ育ったクレンショー地区に希望を見出し、地域貢献を続けた功績がオバマ元大統領をはじめ多くの人々からたたえられている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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