LA郡が新銃規制、大口径拳銃の販売や公園・ビーチでの銃携帯を禁止(2/8)

【ロサンゼルス7日】モントレーパークで起きた銃乱射事件など、銃犯罪が深刻化している現状を受けてロサンゼルス郡参事会は7日、大口径拳銃と弾薬の販売を禁じ、郡の公園、プラザ、ビーチ、建物内での銃の携帯を禁じる2つの銃規制を採択した。警官、現役の軍人などは対象外となる。

 この2つの銃規制は、ロサンゼルス郡のイーストロサンゼルス、ローランドハイツ、ハシェンダハイツ、ヴァリンダ、イーストサンゲーブリエル、シティテラス、アグアダルス、トパンガ、ウエストウィティアなどの非法人地域でのみ適用される。同郡の人口は1,020万人で、非法人地域に住むのはそのうちの約110万人。

 ロサンゼルス郡参事会はまた、2つの銃規制に加え、その他複数の銃規制案の成立に向けた動議を採択した。それらは、銃器店に対し、学校、公園、保育所、他の銃器店から少なくとも1,000フィート離れて店舗を構えることで「子供の安全地帯」を作るよう求める内容や、銃器店側に未成年者の入店禁止、防犯カメラの設置、全顧客の指紋登録を求め、全銃器購入のデータベースを法執行機関に提供するといった内容。これらの動議はより多くの研究を必要とし、憲法修正第2条と最近の米国最高裁判所の判例に関連した憲法上のハードルに直面する可能性がある。

 ロサンゼルス郡参事会はまた、銃の誤使用を防ぐため、すべての銃所有者に、銃器を鍵のかかった容器に安全に保管するか、トリガー・ロックをつけることを求める、またすべての銃所有者に賠償責任保険への加入を義務づける新規制も検討している。

 

 

 

 

 

 

 

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