UCLA 在宅勤務などで家庭内不和増 メンタルヘルスへの影響を発表(1/27)

【ハリウッド26日】UCLA医療政策研究センターの研究によると、在宅勤務命令により、企業や保育所、学校が閉鎖やオンラインのみの運営を余儀なくされた場合、何百万人ものカリフォルニア州民が重要な収入源を失ったり、子どもの世話のために在宅勤務を余儀なくされている。

このような経済的困難に直面したカリフォルニア州民の中には、家庭内で怒鳴ったり、暴力、性的虐待など、家庭内の人間関係の衝突が増えた傾向があるという。

全体として、調査に参加した成人の12%が2020年中に深刻な心理的苦痛を経験したと報告し、11%が中程度の心理的苦痛を経験したと報告した。

本研究では、深刻な心理的苦痛または中程度の心理的苦痛を持つ成人が、在宅勤務中に身体的衝突の増加を経験した場合、社会生活や個人的関係に対する重度の障害のリスクが高いことが判明した。深刻な心理的苦痛または中程度の心理的苦痛を持つ成人全体のうち、42%が社会生活に、34%が個人的な人間関係に悪影響があったと回答している。

しかし
、深刻または中程度の心理的苦痛に加え、身体的葛藤の発生が増加している回答者では、その数値は著しく高く、93%が社会生活に悪影響を受け、93%が個人的関係に苦痛を受けたと回答している。

本研究の主執筆者で同センターの研究員であるイメルダ・パディラ=フラウストさんは、「この調査結果は、パンデミックのメンタルヘルスへの影響に引き続き取り組む必要があることを示唆している」と述べている。

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