【ロサンゼルス5日】消費者金融アプリ「クレオ」の「2022年マネートレンドレポート」によると、厳しい経済環境にもかかわらず、回答者の42%が2022年に借金を返済することが最優先事項であると回答していることがわかった。
続いて、将来のための貯蓄は回答者の23%が最優先事項として挙げ2番目に高い目標で、16%が住宅や車などの大きな買い物のための貯蓄が今年の主要な経済的目標であると答えた。
連邦政府の学生ローンの返済が一時停止しているにもかかわらず、調査回答者は他の学生ローンの返済を続けていると答えた。調査によると、平均的な月々の返済額は一人当たり200ドルだったという。
最高裁は2023年2月にバイデン氏の学生ローン免除計画に関連する2件の訴訟の弁論を行うことを予定している。
一方、バイデン政権は当初1月1日に再開される予定だった返済を再び一時停止した。学生ローンの支払いは現在、2023年6月30日まで一時停止されているが、これは最高裁がその任期中に訴訟を解決するのに十分な時間を与えるためである。
もし政権が学生ローンの債務免除計画を実行することを許可されれば、許可されてから60日後に支払いが再開される。バイデン大統領が提案した学生ローン免除は、6つの州が教育省に対して起こした進行中の訴訟の一環として、第8連邦巡回控訴裁判所によって計画の阻止が延長されたため、その行方が注目されている。