【ワシントン3日】ロイター通信によると、年末年始で全米50州中の23州が最低賃金を引き上げた。
昨今のインフレで物価上昇が理由で、約840万人が賃上げの対象になるとみられている。
賃金を最も上げたのはネブラスカ州の1.5ドルで、引き上げ後の時給は10.5ドルとなった。他、賃金を引き上げたのはミシガン州、アリゾナ州などの計23州。
ニューヨーク市は対象外となったが、ニューヨーク州としては最低賃金が時給14.2ドルに1ドル引き上げられた。
最低賃金は州ごとで引き上げがされているが、連邦ベースの最低賃金は時給7.25ドルと2009年から変わっていない。