【ラスベガス６日】ラスベガスにあるSilverado高校で日本語クラスを受けている生徒たちが、6000マイル離れた日本の福岡県立修猷館高校の生徒たちと文通している様子を、11月25日Las Vegas Review Journalが動画付きで伝えた。
そもそものきっかけは、世界中の教師が文通相手を募集できるウェブサイ
トを通じ、修猷館高校の山﨑先生からSilverado高校が文通のオファーを受けたことが始まりで、そこからペンフレンド交流が始まったという。
Silverado高校の生徒であるJaden Whileyさんは「文化がどのように広まっていくかというのは、とても興味深いと思う。この相互交流は実にクールだ」と話している。修猷館高校に通う高校生からの手紙には、人気バンドの写真や、好きなアイドルや、アニメの手書きイラスト、自分の所属する弓道部の写真などが添えられていた。同世代の若者が、国を越えて互いに新しい情
報を交換し、文化の理解につながっていく様子が見てとれた。
第二外国語の学びは、机の上だけではものたりないものだ。このペンフレンド交流によって「日本語のネイティブスピーカーと意思の疎通を図れる機会がようやくできた」とSilverado高校の生徒は喜んでおり、今後も手紙のやり取りを続ける予定だと話している。Silverado 高校で日本語の授業を担当する教師Kathryn Bresheharさんは「心のこもった手紙を送ってくれる日本の生徒
たちの親切心にとても驚いた」と嬉しそうに語った。