強姦裁判が無効審判に ハリウッド俳優ダニー・マスターソン(12/1)

【ハリウッド11月30日】ハリウッドで3人の女性をレイプしたとして起訴された「That ’70s Show」俳優ダニー・マスターソンの裁判で、陪審員が再び絶望的な行き詰まりを示したため、水曜日に無効審理が宣告された。

11月18日にロサンゼルス高等裁判所のシャーレイン・オルメード判事に行き詰まりを告げた。その時オルメード判事は、1週間の感謝祭休暇の後、陪審員に審議を続けるように要請し、月曜日、新たに審議を始められたが、やはり意見はまとまらなかった。

マスターソン(46)は、2001年から2003年にかけて、ハリウッド・ヒルズの自宅で3人の女性を強姦したとして、2020年に起訴された。

水曜日の裁判官へのメモには、どのレイプ容疑についても全員一致の評決に達することができなかったとある。その結果、ひとつの容疑については2対10、別の容疑については4対8、もうひとつの容疑については5対7で無罪が支持された。

判事は無効審理を宣言し、1月10日に再公判を、3月27日に再公判が暫定的に設定した。マスターソンは2020年6月にロサンゼルス市警の強盗殺人課に逮捕されて以来、保釈中である。

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