【ハリウッド27日】ハリウッドにあるロサンゼルス消防署82分署で、北米初の電気消防車が稼働している。
この消防車は、ローゼンバウアー社が製造したもの。
ローゼンバウアー社のRTXセールス&マーケティング・マネージャー、トッド・マクブライド氏は、「このトラックは9月初旬から稼働しており、これまでに約500件の出動要請に応えている」と語った。
電気自動車に切り替えた理由は、LAFDの副署長リチャード・フィールズは、電気自動車が自動車産業の明らかな未来であると考えている。
「このような技術は、公共安全のために使用する他の車両にも応用できると考えています。そして、その一端を担うことになるのです」。
このトラックは10年近く前から作られていた。充電時間は約30〜45分で、タッチスクリーンやカメラなどの装備も充実しており、消防士たちは「操縦がしやすく静か」と感想を述べている。