「事故現場の悲惨な写真を公開された」コービー・ブライアントの遺族がLA郡を訴える

【ロサンゼルス11日】 レイカーズのコービー・ブライアントと、他8人が死亡したヘリコプター事故で犠牲になったヴァネッサ・ブライアントと他の家族は、愛する人の遺体の写真が救急隊員によって不必要に撮影され共有されたと主張し、過失とプライバシーの侵害でロサンゼルス郡に不特定多数の数百万ドルを求めて訴えている。

バーテンダーは木曜日、事故の現場にいた非番のロサンゼルス郡保安官事務所の副官から、コービー・ブライアントの遺体の陰惨な画像を見せられたと連邦陪審に語った。
同郡は、写真(ブライアント家の13歳の娘ジジの遺体写真も含まれていたようだ)を見せた際に判断ミスがあったことは認めているが、郡職員が撮影した事故現場の写真はすべてとっくに削除され、一般に広められたものはないと主張している。

バーの監視カメラには、クルーズがグティエレスともう一人の男性に写真を見せ、被害者
が負った大怪我を真似るような仕草をしている様子が映っていたようだ。

クルーズが写真を見せながら笑っていたかどうか尋ねられたバーテンダーは、監視カメラに映っていた笑いは携帯電話の画像とは関係ないと「100%確信している」と答えた。

副保安官がバーに来たのは墜落現場で見たものについて「誰かに話したかっただけ」だと
思うと付け加えた。

反対尋問で、この訴訟で郡側の主任外部弁護士を務めるミラ・ハムシャル氏は、メンデス
がクルスの携帯電話を実際に見ていないことを指摘した。ブライアントとチェスターの両
氏は、郡の職員が正当な理由なく事故現場の写真を撮り、それを他の警察や一般市民と共
有したことで、精神的苦痛を受けたと主張している。

陪審員たちに、クルーズが証言台に立ち、バーテンダーの友人に写真を見せたときに判断
ミスをしたと証言すると約束した。副保安官は「毎日後悔している」と同弁護士は語った。

 

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