無断でワクチン接種しピザ提供、LAUSDを母親が提訴(7/29)

【ロサンゼルス28日】13歳の息子に、親の承諾なしにコロナワクチンを接種したとしてこのほど、この子の母親がロサンゼルス統一学校区(LAUSD)を相手取り訴訟を起こした。

 原告のマリベル・ドゥアルテさんによると、息子のモイゼス君が、在学する「Barack Obama Global Preparation Academy」で、ピザ一枚と引き換えにワクチン接種を親の同意なしに受けさせられた上、同意書に母親の名前を偽造するよう強要されたと訴えている。

 記者会見で公開されたワクチン接種証明書によると、モイゼス君は昨年10月と11月にワクチンを接種。ドゥアルテさんは、モイゼス君が幼少時から喘息を患い、呼吸困難の症状があり、ワクチン接種の副作用に苦しんでおり、よく眠れず、身体的にも以前のように運動ができなくなったと述べている。

 ドゥアルテさんの弁護士は、ワクチンクリニックの運営者を収賄、強要、暴行、医学的過失で訴えたが、偽造されたとされる同意書のコピーは提供されなかった。

 LAUSD側はこの訴訟について、係争中であるためにコメントしないとしている。

 感染力の強いオミクロン株の亜種「BA.5」が全米で流行する中、学校では秋学期がスタートするが、多くの親が、学校再開までに子供にワクチン接種を受けさせる予定がないことがアンケート調査で分かっている。

 

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