新車・中古車価格の上昇に伴い、車の平均支払額が過去最高の712ドル/月(7/6)

【ロサンゼルス5日】一般的な自動車の月々の支払額が過去最高を記録するなど、庶民の手の届く価格帯ではなくなりつつある。

Cox AutomotiveとMoody’s Analyticsのレポートによると、5月の新車の値ごろ感は4ヶ月連で上昇を続け、月々の車の支払額は平均712ドルとなった。

自動車購入のエキスパートであるEdmunds社のインサイト担当シニアマネージャーはNPRに対し、「おそらく最も必要としている層にとっては、残念ながらますます手が届かなくなってきている」と、自動車購入の難しさについて語っている。

5月の消費者物価指数のデータでは、過去12ヶ月間で新車価格は12.6%上昇している。これと金利の上昇により、毎月の支払額はこれまで以上に高くなった。

中古車は16.1%の上昇とさらに増えている。

価格上昇の主な原因は、現代の自動車の多くの主要機能を動かすコンピューター・チップの不足が続いていることだ。

新車、中古車ともに価格は安定する兆しを見せており、在庫の『大スクイーズ』の記念日が過ぎれば、夏の間に価格の伸びは減少するだろうといわれている。

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