2022年食のトレンド:アジアの甘味が人気に! 餅入りドリンク? (6/24)

【ロサンゼルス24日】2022年の全米レストラン協会のショーが再び開催され、1,800を超える企業が製品やサービスを出展した。

3つの展示ホールで、以下のような食のトレンドが見て取れた。
(A) 植物由来の食品:植物由来の代用品は、展示会場全体で主要なテーマとなっていた。

植物由来の肉、ハンバーガー、ミルク、チーズ、シーフード、デザートなど、メニューのあらゆるセクションに新しい植物由来の食品が見てとれた。

(B) 農産物のイノベーション:ピンクのパイナップル、ソースとマッシュしたアボカド、すぐに使えるマイクログリーンや食用の花など、ソーシャルメディアで注目を集めるための斬新で目を引く食材 (バズ・ボタンなど) などが見つかった。

(C) 無添加飲料:ノンアルコール、カクテル、スピリットフリーは、飲料の出展者にとって共通のテーマであった。

ヒスパニック系やアジア系の伝統が新しいフレーバーを生み出し、機能性飲料水が新たな健康トレンドを充足し、タピオカティーが主流
となっている。

(D) アジアの甘いお菓子:餅やボバを食べ物や飲み物に取り入れる。ボバアイスクリームの登場、そしてモチドーナツが大きなムーブメントを巻き起こしている。餅の甘さとモチモチした食感は、従来のドーナツに新しい風を吹き込み、消費者に新しい餅の食べ方を紹介している。

(E) 古典的なものに新風を:多くの出展者が伝統的な食品に新しい風を吹き込んでいる。冷凍から冷蔵へ、人気のフレーバーを組み合わせたもの、塩味から甘味へ、甘味から塩味へと変化させたものなど、様々な工夫がなされている。

 

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