LA市長選、バスとカルソの2候補が一騎打ち(6/7)

【ロサンゼルス7日】予備選挙当日の7日、ロサンゼルス市では、市長選の有力候補者らがそれぞれキャンペーンを展開し、地元コミュニティへ支持を呼び掛けた。

 UCバークレーがロサンゼルス・タイムズ紙との共催で実施した先月末の世論調査では、11月の総選挙で投票する有権者のうち、38%がカレン・バス米下院議員(ロサンゼルス、民主)に、また32%が不動産開発業者のリック・カルソ氏に支持を表明し、トップ2候補として競っている。続く3位は、ケビン・デ・レオン・ロサンゼルス市議で6%。この時点で、支持候補を決めていない有権者は15%で、バスとカルソ両候補が得票数上位2名となり、11月の総選挙で戦うことになりそうだ。

 世論調査によると、バス候補は、ロサンゼルス市内の有権者の基盤ともいえる民主党、リベラル派、女性から高い支持を得ており、特に黒人女性からの支持は圧倒的。これに対しカルソ候補は、共和党、より保守的な有権者、治安改善に特に関心を持つ有権者らから高い支持を得ている。

 注目が集まるロサンゼルス市長選では先週までに、各界の著名人らがそれぞれの支持を表明。バス候補は、スティーブン・スピルバーグ、ケイト・キャプショー、ジェニファー・ガーナーらの支持を獲得。一方カルソ氏には、イーロン・マスク、スヌープ・ドッグ、キム・カーダシアンらが支持を表明している。

 

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