LA郡、公共交通機関でのマスク着用義務を延長 職場でのクラスター増加の報告も(5/23)

【ロサンゼルス20日】ロサンゼルス郡公衆衛生局は20日、公共交通機関でのマスク着用義務の延長を発表した。延長の期間は、少なくとも30日間、あるいは郡内でコロナ感染が激減するまでのどちらか早い方とした

 ロサンゼルス郡公衆衛生局は、4月21日に現行のマスク着用義務を発表。郡内では、オミクロン株に起因する冬のピーク時以来、最も多くのコロナ感染者が報告されており、マスク着用義務を延長する判断につながった。

 このマスク着用義務は、2歳以上のすべての旅行者に適用され、電車の駅やロサンゼルス国際空港を含む郡内の公共交通機関で実施される。飛行機搭乗中のマスク着用義務はないが、空港内ではマスク着用が求められる。電車内、バス、タクシー、ライドシェアでも、ワクチン接種の有無に関わらず、利用者はマスク着用が義務付けられる。

 また、ロサンゼルス郡では4月、職場でのクラスター発生が227件と急増しており、郡当局は雇用主に対し、安全対策を強化するよう呼び掛けた。

 ロサンゼルス郡では20日、新規感染者数3,180人、死亡者10人が報告された。コロナウイルスによる入院患者数は401人。

 

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