偽ワクチン接種カード配布で医師を起訴、予防うたい血しょう注射も(5/18)

【タハンガ17日】モントローズで開業する整骨医が17日、偽のコロナワクチン接種カードを患者に配った上に、ドナーから得た血しょうをコロナ感染予防とうたい一部の患者に注射した罪で起訴された。

 起訴されたのは、タハンガーサンランド地区在住のドナルド・プランス被告(68)。政府印象偽造を含む10件の重罪と、医療記録の違法作成などの軽罪10件、さらに無免許での薬製造と汚染医療器具所持の軽罪各1件で罪状認否が行われる。

 ジョージ・ガスコン地方検事は声明で、「特に医療関係者が、パンデミックを機に一般市民を欺く行為は許せない」と厳しく非難。偽のワクチン接種カードが公衆衛生に及ぼす危険性を指摘した。

 地方検事局によると、プランス被告は2021年8月から11月にかけて、自分でワクチン接種カードを作り患者に渡していた。これらのカードは本物のように見え、米疾病対策センター(CDC)と保健福祉省のシールが貼られていた。

 また、プランス被告は、過去に新型コロナに感染したとされるドナーの血しょうを他の患者に注射し、コロナ感染が防げると主張していた。

 

 

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