米国食品医薬品局がファイザー社のCOVID-19ブースターショットを5歳から11歳の小児 に認可(5/18)

【ロサンゼルス18日】米国食品医薬品局は、ファイザー・バイオテック社のCOVID-19ワクチンのブースター接種について、5歳から11歳の小児を対象に、1次ワクチンシリーズ終了後5カ月以上経過した時点で緊急使用承認を与えた。

ファイザー社は、この年齢層で3回目のワクチン接種によりオミクロンと闘う抗体が36倍上昇したという同社のデータを理由に、4月末に申請していた。

ニューヨーク州保健局および米国疾病対策予防センターの研究によると、5歳から12歳の小児に対するファイザー社製ワクチンの2回接種の効果は、オミクロン急増時に大幅に低下し、感染に対する効果は68%から約12%に低下したことが分かっている。しかし、緊急医療や入院を要するような重症化に対しては、2回接種で引き続き予防効果が
あることがわかっている。

公衆衛生当局は、自分自身と周囲の人々を守る最善の方法として、推奨されるすべてのブースター投与を含め、COVID-19の予防接種を常に最新の状態に保つよう米国人に呼びかけている。

また、モデルナ社も、18歳以上のすべての人を対象とした2回目のCOVID-19ブースター注射のFDA承認を申請しているが、この申請については、まだ決定していない。

 

 

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