アボット社、粉ミルク工場の再開で合意したと発表(5/17)

【ロサンゼルス16日】粉ミルクメーカーのアボット社の工場は今年初め、FDAがこの工場で製造された粉ミルクを摂取した乳児のうち4人の細菌感染について調査を開始したことから、監視の対象となった。そのうち2人の乳児が死亡した。( https://lalalausa.com/archives/22456

アボット社は、今年初めからミシガン州スタージス工場の安全性に関する調査を行ってきた食品医薬品局との合意内容について、すぐには詳細を明らかにしなかった。

この同意協定は、工場の再開に必要な手順について、FDAと同社との間で法的拘束力を持つ合意に相当する。
アボット社は、国内最大の工場の生産を再開することで米国保健当局と合意に達したと発表した。しかし、親が直面している全国的な不足を緩和するための新製品が工場から出荷されるまでには1ヶ月以上かかり、新製品が店頭に並び始めるまでには6週間から8週間かかると発表した。供給問題に対処するため、米国への外国産医薬品の輸入をより多く許可するための追加措置を月曜日に発表する予定である。バイデン大統領の政権は、多くの親がオンラインやフードバンクで粉ミルクを探さなければならないような供給不足を緩和するために、
もっと努力するよう強い圧力に直面しているためだ。

小児科医によると、カナダやヨーロッパで生産される粉ミルクは、米国で生産されるのとほぼ同等だという。しかし、従来、米国で供給される粉ミルクの98%は国内で生産されている。

米国に進出しようとする企業は、FDAが課す厳しい研究・製造基準などいくつかの大きなハードルに直面している。

 

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