ラグナ・ニゲルの山火事で家屋20軒焼失、900世帯が避難(5/12)

【オレンジ郡12日】オレンジ郡の高級住宅地ラグナ・ニゲルで11日午後に山火事が発生し、12日時点で少なくとも家屋20軒が焼失した。強い海風を受けて火の手は瞬く間に約200エーカーに延焼し、およそ900世帯が強制避難と自主避難の対象になっている。近隣には12日午後も、煙注意報が出ている。

 オレンジ郡シェリフ局によると、この山火事「Coastal Fire」は、ラグナビーチ地域の下水処理を行う施設「South Orange County Wastewater Authority’s Coastal Treatment Plant」の付近で、11日午後2時45分頃に発生した。この施設自体は、火事の被害を受けていない。

 12日の会見によると、約550人の消防隊員が陸と空から消火活動にあたり、これまでに1人が負傷し、病院で治療を受けている。

 出火の原因はまだ不明だが、「Southern California Edison」が11日夜に公表した報告書によると、火災が報告された時刻近くに電気回路になんらかの異常が起きていた可能性があり、詳しい調査が行われている。

 11日、ラグナビーチ高校で放課後活動をしていた生徒らは避難したが、ラグナビーチ統一学校区によると、学校やオフィスは12日、通常通り開校・運営。ラグナ・ニゲルの小学校の生徒らは12日、万が一に備え、別の小学校で授業を受けた。

 

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