世界保健機関発表 COVID-19関連の死者が世界で約1500万人(5/10)

【ロサンゼルス9日】世界保健機関の推定によると、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) またはその影響で死亡した人の数は過去二年間で1500万人近くに上り、公式に発表されている600万人の倍以上となっている。死者の大半は東南アジア、ヨーロッパ、アメリカ大陸で発生した。

今回算出された死亡者数は、コロナウイルスが直接の死因であるか、またはパンデミックにより医療システムが混乱し、コロナウィルス患者以外にも何らかの影響を与えたために、1330万人から1660万人が死亡したと推定している。

英国のエクセター大学の公衆衛生専門家であるバラット・パンクハニア博士は、現在推定されているCOVID-19の死者数は、1918年のスペイン風邪の大流行(専門家は1億人が死亡したと推定)に比べるとまだ少ないとしながらも、ワクチンを含む現代医学の進歩にもかかわらず、これほど多くの人々が死んだという事実は恥ずべきことであると述べている。

 

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