【ハリウッド15日】主に民主党の活動に50万ドル以上を寄付し、2016年にはカリフォルニア州の選挙人団の1人を務めたエド・バック氏が木曜日、ウエスト・ハリウッドのアパートで起きた男性2人の過剰摂取による死亡事件に関し、連邦刑務所に30年間収監される判決を受けた。
現在67歳のバックは、ホームレスや依存症、貧困を経験していることが多い若い黒人男性を自分のアパートに誘い込み、同意の有無にかかわらず、メタンフェタミンを注射したり鎮静剤を投与したりして性的な行為を行ったと、連邦検察は判決文で記している。
バックは、ソーシャルメディアのプラットフォーム、出会い系サイトやエスコートサイトの利用、あるいは、自分のために別の仕事をするために雇った個人を含む以前の被害者からの紹介など、さまざまな方法で被害者を勧誘し、紹介料を提供していたことが証拠によって示されている。