【ロサンゼルス25日】カリフォルニア州が2月、全米の5分の1の雇用を創出し、全米の州の中で最多を記録した。失業率は5.4%に低下。ニューサム知事が25日に発表した。
カリフォルニア州は2月、13万8,100人の雇用を創出し、全米の雇用創出数の20.4%、つまり5分の1を占めた。ニューサム知事は、「カリフォルニア州が引き続き米国の雇用拡大を牽引している証拠」と述べ、今後も多様性や創造性を受け入れて、すべての人のためのカリフォルニアを構築したいと話した。
カリフォルニア州の雇用増加率は前年比6.8%で、全米の4.6%を大きく上回っており、州当局の発表によると、過去13カ月のうち12カ月は毎月平均約10万1,700人の雇用が増加している。
カリフォルニア州の先月の雇用数は、次に雇用が多かったテキサス州より6万300人多く、フロリダ州より8万7,100人多い。ニューサム知事によると、カリフォルニア州では昨年初めから130万人の雇用が創出され、パンデミックが始まった2020年の3月から4月にかけて失われた非農業部門の雇用の87.2%を取り戻した。
LA郡失業率は6.4%まで低下
ロサンゼルス郡は、季節調整済み失業率が2月に6.4%まで低下し、昨年同時期の10.7%から大きく改善された。ロサンゼルス郡の非農業部門雇用者数は、1月から2月にかけて6万1,100人増加。レジャー・サービス業と教育・医療サービス業が最も大きな改善を示し、それぞれ1万500人分の雇用を増やした。