FDA 5歳未満の子供向けのファイザー社製ワクチン延期、4月以降の見込み(2/14)

【ワシントン14日】食品医薬品局(FDA)とファイザー社が今週、Covid-19の予防接種計画を突然延期したため、5歳未満の子どもを持つ親は、少なくとも4月まで待たなければならなくなった。
FDA長官代理のジャネット・ウッドコック氏は、最も若い人々の間でCovidの入院がここ数週間で記録的なレベルに上昇したため、医薬品規制当局はオミクロンから子供を守るために迅速に行動しようとしてきたと述べた。しかし、FDAの安全性と有効性の基準では、3回目の投与に関するより多くの情報を待つ必要があるとウッドコック氏は述べた。

保健福祉省のデータの7日間平均によると、1月18日にCovid-19で入院した子どもは約5,200人で、2021年秋の事前ピークの2倍に上った。その後、この数字は金曜日の時点で約3,000人にまで減少していることがHHSのデータで示されている。

米国小児科学会は、安全で効果的なワクチンを確保するためには、厳格な審査プロセスを持つことが重要であると述べている。
小児科医でフィラデルフィア小児病院ワクチン教育センター長のオフィット氏は、このCovid注射は、ポリオの予防接種のように、将来は小児期の定期接種になる可能性が高いとのことである。米国では1970年代にポリオは撲滅したが、世界の片隅でウイルスが循環し続けているため、今でも子供たちにワクチンを接種している。公衆衛生の専門家は、現時点ではCovid撲滅の可能性は低いという点でほぼ同意している。

またオフィット氏によると、18歳以下の子供は、感染の頻度も重症度も低いので、ワクチン接種は、まず、年長者に焦点をあてているとし、親は子供のワクチンを待つ間、接種対象外の子供と接触する全員が予防接種を受けたことを確認し、その周りにバリアを築かなければならない、としている。

 

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