FAA、LAX含む全米50空港に5G導入阻止を命じる(1/10)

【ロサンゼルス10日】連邦航空局(FAA)はこのほど、AT&Tとベライゾンが今月19日に予定している空港での「5G」サービス用タワーへの変換について、利用客が多い全米50カ所の空港にサービス導入を阻止するよう命じた。

 南カリフォルニアでは、ロサンゼルス国際空港(LAX)、ハリウッドーバーバンク空港、オレンジ郡ジョン・ウェイン空港、オンタリオ国際空港、また、北カリフォルニアでは、サンフランシスコ国際空港、ミネタ・サンノゼ国際空港、フレスノーヨセミテ国際空港が含まれる。

 FAAは、5Gが航空機の電波高度計などの電子機器に影響を及ぼす可能性があり、航空便の運航に混乱が生じるリスクがあると懸念していた。

 その他利用客が多い国内の空港であるアトランタのハーツフィールド国際空港やボストン・ローガン国際空港、ワシントンDCの空港などでは、空港周辺のワイヤレス会社が送信機をオフにする対策などを導入することで合意しており、G導入への準備が進められている。 

 

 

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