全米でオミクロン猛威 米国のCOVID新規症例の73%に(12/21)

【ワシントン21日】オミクロンが他のウイルスの亜種を抑え、先週の米国におけるコロナウィルスの新規感染者の73%を占めたと、連邦政府の保健当局が12/20(月)に発表した。

疾病管理予防センターの発表によると、オミクロンの感染率はわずか1週間で6倍近くに増加したとしている。

ニューヨーク地区、南東部、中西部工業地帯、太平洋岸北西部では、新規感染者の90%以上がオミクロンによると推定されている。全米の割合からすると、先週は65万人以上のオミクロン感染が発生したことになる。

オミクロンの変異株は、重症化しやすいかしにくいかなど、まだ不明な点が多くあるが、初期の研究によると、オミクロンの感染を防ぐには、ワクチン接種後に追加接種をするのが効果的とされている。

CDCの職員は、オミクロンによる入院や死亡の数はまだ推定できていないと述べており、デルタ株による新規感染者はまだ多いが、「時間とともにデルタ株はオミクロン株に駆逐されると予想している」とCDCのワレンスキー長官は述べている。

 

 

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