変異株「オミクロン」に特化したワクチンの開発には数ヶ月かかる(11/30)

【ニューヨーク30日】新しいオミクロン型に特化したCovid-19ワクチンは、開発に数ヶ月かかる可能性があると、モデルナ社とファイザー社の責任者が述べた。

モデルナ社のCEOとファイザー社のCEOは、CNBCとの別々のインタビューで、南アフリカで最初に確認されたこの変種は、既存のワクチンの効果を弱める可能性は十分にあるが、ワクチンが役に立たなくなるとは考えにくいと述べている。

モデルナ社のCEOであるバンセル氏によると、開発以外のもう一つの可能性は、100マイクログラムのブースター・ショットを投与することだという。モデルナ社のワクチンは、最初の2回はそれぞれ100マイクログラムだが、ブースターショットは50マイクログラムとなっている。

バンセル氏は、(有効性の)低下の度合いによっては、人々を守るために世界中で現行のワクチンの投与量を増やすことになるかもしれないし、免疫不全者や高齢者など非常にリスクの高い人々には4回目の投与が必要になるかもしれないと述べ、投与量の多いブースターは「すぐにでも実施できる」と付け加えた。

 

 

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