LA郡、ワクチン完了80%など、マスク着用義務解除への指標を発表(11/3)

【ロサンゼルス3日】ロサンゼルス郡公衆衛生局のバーバラ・フェラー局長は2日、屋外の大規模イベントや、1,000人以内が集う職場などの屋内設定で、コロナ規制のマスク着用義務が解除されるために必要となる指標の概要を発表した。

 マスク着用義務解除は、米疾病対策センター(CDC)のルールに準じ、郡内のコロナ感染状況が3週間連続して中程度の蔓延を示す「moderate」であることが前提で、7日間の新規感染者数の割合が、住民10万人につき50人以下でなければならない。ロサンゼルス郡の現在の割合は、住民10万人につき83人。フェラー局長によると、先週のこの割合は72人で、過去7日間の感染は増加傾向にある。

 マスク着用義務解除へのその他の指標は、コロナ患者の低い入院率を3週間連続して維持すること、12歳以上の住民のワクチン接種完了率の80%到達、コロナ変異株などの感染拡大がないこと、など。

 1,000人以内が集う職場などの屋内設定では、ワクチン接種証明の提示システムを取り入れ、健康的・宗教的理由での適用除外ケースを除き、すべての職員とカスタマーへのワクチン接種を義務付ける。

 ロサンゼルス郡では、現時点で12歳以上の住民の80%が少なくとも1回のワクチン接種を受け、72%がワクチン接種を完了した。フェラー局長は、ホリデーシーズンが始まる前に、郡内のワクチン接種完了率が80%に到達することを願いたいと述べた。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。