ブライアント氏の死亡事故、写真共有訴えた2遺族に250万ドルの和解金(11/2)

【ロサンゼルス2日】元NBA選手のコービー・ブライアント氏ら9人が死亡した2020年1月のヘリコプター墜落事故で、現場を撮影した写真が保安官や消防士により無断共有されたとして、遺族が郡シェリフ局と消防局を訴えていた訴訟で、ロサンゼルス郡参事会は2日、2家族にそれぞれ125万ドルの和解金を支払うことを承認した。

 この2件の訴訟では、ロサンゼルス郡がすでに、訴訟費用や手数料に約130万ドルを費やしていた。

 ブライアント氏の妻ヴァネッサさんもまた、事故現場の写真共有をめぐり、2020年9月にロサンゼルス郡シェリフ局を相手取り連邦裁に訴訟を起こしており、今年3月には、写真を共有した保安官ら4人の実名を挙げて訴えた。

 カリフォルニア州のニューサム知事は2020年9月、事故現場の写真を救急隊員らが捜査目的以外で共有した場合、軽罪とする法案に署名した。

 

 

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