【ワシントン1日】米国食品医薬品局(FDA)がファイザー社のCOVID-19ワクチンを5~11歳の子供に接種することを承認した。この後、米国疾病対策センター(CDC)の諮問委員会が火曜日に開催され、小児用ワクチンの安全性と有効性のデータについて議論し、その後CDCの長官が最終的な承認を行う予定となっている。つまり、来週には子供たちが予防接種を受け始めることができる可能性が高いということになる。
FDAの諮問会議では、5歳から11歳までの子供に対する副作用の可能性について議論されたが、昨年6月にファイザー社の小児用ワクチンの臨床試験を受けた2,200人の子供たちは、心筋炎を含む重篤な副作用がなく、委員会は今回ほぼ満場一致でワクチンの接種を支持した。
カイザー・ファミリー・ファウンデーションが10月に行った世論調査によると、5歳から11歳の子供を持つ親の約3分の1が、子供にすぐにワクチンを接種したいと考えている一方で、別の3分の1は「様子を見たい」と考えていることがわかった。