【ニューヨーク27日】CostcoのCFOは、9/24(木)に行われた第4四半期の決算説明会で、サプライチェーンに関する多くの問題を理由に、トイレットペーパー、ボトルウォーター、ペーパータオルなどの製品の購入制限を復活させることを明らかにした。
今回の一部商品の購入制限復活に関して、港の遅延、トラック運転手の不足、人件費の高騰、特定の原材料の不足など、多くの要因が主要製品の補充の遅れにつながっているとしている。
このような問題は、出荷の遅れや在庫切れに悩まされている多くの食料品店にも当てはまるが、Costcoはこれらの遅延を補うために、通常よりも早い時期に大量の商品を発注するなど、さまざまな対策を講じており、それぞれの船には800〜1,000個のコンテナが搭載され、来年中に約10回の運航を予定しているとしている。
Costcoの顧客は供給圧力にも影響されず、来店客は8.8%増、購入総額は5.6%増となった。しかし店舗での売上が増加するにつれ、Eコマースの売上は減少し、第4四半期は11.2%の増加にとどまった。また、Costcoは来月、自社ブランドのクレジットカードによるデジタル決済を展開する予定だとした。