【ロサンゼルス20日】第73回エミー賞の授賞式が19日、ロサンゼルス・ダウンタウンのLA Liveで開催され、ドラマ部門でNetflixの「ザ・クラウン」が、作品賞をはじめ、主演女優賞(オリビア・コールマン)、主演男優賞(ジョシュ・オコナー)、助演女優賞(ジリアン・アンダーソン)など、最多7つの賞を受賞した。
コメディ部門では、Apple TV+の新ドラマ「テッド・ラッソ/破天荒コーチがゆく」が、作品賞をはじめ、主演男優賞(ジェイソン・サダイキス)、助演男優賞(ブレット・ゴールドスタイン)、助演女優賞(ハンナ・ワディンガム)の4つの賞を受賞した。
Netflixの「クイーンズ・ギャンビット」が、リミテッドシリーズ/テレビムービー部門の作品賞を受賞。同部門の主演女優賞(ケイト・ウィンスレット)、助演男優賞(エバン・ピーターズ)、助演女優賞(ジュリアンヌ・ニコルソン)を、HBOの「メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実」が受賞した。
23個のエミーにノミネートされていた、Disney Plusのヒット「ワンダヴィジョン」は、メジャー部門での受賞を逃す結果となった。
エミー賞授賞式は、昨年は新型コロナウイルスの影響を受け、初のバーチャルでの開催だった。今年は屋外のテントにて、参加者数を制限しつつマスクなしで開催された。