167人が変異ウイルス「ミュー株」感染  LA郡 (9/7)

【ロサンゼルス7日】ロサンゼルス郡公衆衛生局は3日、新型コロナの変異ウイルス「ミュー株」への感染者が、6月19日から8月21日の間の調査で、167人いたと報告した。そのほとんどが7月に判明した。

ミュー株は、今年1月に南米コロンビアで初めて見つかって以来、約40カ国で感染が報告されている。世界保健機関(WHO)は先月、ミュー株を「注意すべき変異株」に指定。その感染力と新型コロナワクチンに対する回避水準などについては、今後の研究が必要だとしている。

ロサンゼルス郡公衆衛生局のバーバラ・フェラー局長は、郡内での感染のほとんどがデルタ株だと説明。世界的に拡大しつつあるミュー株も踏まえ、引き続きワクチン接種やマスク着用による警戒を呼びかけた。

郡当局の6日の発表では、この日11人が新型コロナで死亡し、新規感染者数は1,540人。ワクチン接種が可能な12歳以上の郡民の75%が、少なくとも一度のワクチン接種を終え、65%が接種を完了した。

また、郡のデータによると、コロナによる死者の約90%が基礎疾患のある人で、最も多いコンディションが高血圧で死者総数の55%を占めている。次に、糖尿病の43%、心臓病の29%が続く。

 

 
 
 

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