クジャクへの餌やりで6カ月の禁固刑 LA郡参事会が新条例(9/2)

【ロサンゼルス1日】サンゲーブリエルバレーの住宅街などで多く見られる野生のクジャクへの餌やりをめぐり、コミュニティーで意見が対立していた事態を受け、ロサンゼルス郡参事会はこのほど、クジャクに餌を与える行為を軽罪とし、違反した場合の罰則を6カ月の禁固刑か罰金、もしくはその両方と定める条例を可決した。

野生動物の専門家によると、孔雀はもともと南カリフォルニアの在来動物ではなかったが、人間が餌を与えたために数が増えた。

その美しい容姿やベイビーの愛らしさから好意を持つ住民が多い一方で、車に傷を付けられたり、フンによる衛生被害を訴える人も多く、餌やりが問題になっていた。

今回、ロサンゼルス郡参事会が設けた餌やり禁止令は、アーケディア市で長年施行されているものと類似している。参事会は、コミュニティーで増加し続けるクジャクの数を抑えることが目的、と説明した。

 

 
 
 

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