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次の役に出会うために!私の役作り、準備法(の一部)!
最近、セルフテープオーディションの機会が増えてきました。今週のコラムを書かせて頂いている今も、セルフテープをちょうど二シーン撮り終え、送信したところです。嬉しいことに毎週数本はオーディションの機会を頂けるようになり、その準備や役の研究を含め、忙しくも充実した日々を送っています!
私は、頂いた役やオーディションに対しては徹底的に準備をしたいタイプなので、Sideと呼ばれるオーディション原稿を頂いてから、少なくとも丸一日は題材にだけ向き合う時間を過ごすようにしています。翌日か翌々日くらいに提出期限があるものも多いのでゆっくりはできませんが、夏休み最終日のようにひたすら役作りをします。まずは作品の持つメッセージを掘り下げたり、作者の方について調べたりし、そこから演じる役について可能な限り深掘りします。働いていればその職業について、学生なら勉強しているテーマについて、他にも育った土地についてなどを知り、台本にあるヒントを元に人生を組み立てていきます。年表のように整理するときもあれば、手書きでノートに心の内を打ち明けることもあります。大切にしているのは、実際に彼女の人生を生きてみることです。大切な人生イベントを実際に生きてみることで、自分の役が身体の中に占める割合が大きくなります。その感覚がとても大切で、好きです。
撮影前の自分なりのルーティンもあります。しっかりと呼吸できるよう準備するのと、頭で抱えた情報を身体に溶け込ませ、残りを捨てるようにして過ごします。そして、昨年CSAのワークショップで大尊敬しているキャスティングディレクターの方々に直接教えて頂いたことや、アクティングコーチとのセッションを通して気付いたことを、大切に振り返ります。ここまでで得られた全ての学びが、本当に貴重で愛おしく、いつも感謝の気持ちでいっぱいになります。
オーディションを受けた役の全てを最終的に演じられるわけではありませんが、一つ一つの出会いやご縁がとても大切だと思っています。これからも、素敵な作品で、素敵な役を演じられますように。

(3/25/2026)

北川 悠理 (きたがわ・ゆり)
幼少期をロサンゼルスとサンディエゴで過ごし、日本に帰国後、2023年までの約5年間アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動。卒業後、単身渡米。UCSDに留学し、演技と映画制作を専攻。2025年、本格的にLAに拠点を移し演技の専門学校を修了。映画や舞台の脚本執筆、書籍の出版など新米作家としての一面も。





























