【ロサンゼルス12日】ロサンゼルス地域では、米国移民関税執行局(ICE)による一連の一斉検挙が続く中、金曜日から移民捜査への抗議活動が続いている。
ほとんどのデモは平和的なものだったが、週末にかけて一部の抗議活動は混乱を極めた。火曜日には、ロサンゼルス中心部の1平方マイルの区域に夜間外出禁止令が出され、市当局は破壊行為の阻止に努めている。
外出禁止令は水曜日にかけて2晩続き、ロサンゼルス郡の他の地域でも小規模な抗議活動が確認されている。
ドナルド・トランプ大統領が約4,000人の州兵と700人の海兵隊員をロサンゼルスに派遣するよう命じたことを受け、ICE反対デモが広がる中、ギャビン・ニューサム州知事がカリフォルニア州への軍隊の派遣停止を要請したことを受け、木曜日には公聴会が予定されている。
ロサンゼルス中心部で夜間外出禁止令違反で複数人が拘束
数日間続いたICE(移民税関捜査局)反対デモを受けてロサンゼルス中心部の一部地域に施行された夜間外出禁止令に違反したとして、水曜日の夕方、複数人が拘束された。ヒル通りとテンプル通りで夜間外出禁止令違反者を警官が拘束する様子が映っている。
夜間外出禁止令は2日目の午後8時に発効し、木曜日の午前6時に解除される予定。
