LAXで去年10月以降、4,227点の野生動物の違法密輸品を押収(5/20)

【ロサンゼルス18日】ロサンゼルス国際空港(LAX)当局は18日、今年の会計年度が始まった2023年10月1日から今日までに、違法な野生動物の密輸品が4,227点も押収されている現状を報告した。

 密輸品には、カメやワニの頭蓋骨、カンガルーの肉、ゾウの足の爪、ジャーキー、ベルト、財布、剥製の赤ちゃんワニ、エキゾチックな蝶、クジャクの羽、貝殻、サンゴ、ナマコ、サメの軟骨、アシカ油のジェルキャップなどが含まれる。

 LAX当局によると、押収された製品は、シンガポール、ベトナム、オーストラリア、中国、タイ、メキシコ、ペルー、イギリスから航空便で届いた個々のパッケージに入っており、宛先はすべて米国内のさまざまな住所だった。

 押収された品は、野生動物に関する法律や絶滅危惧種の国際条約に違反するもので、違法に採取された動植物や、米国に持ち帰る前に許可が必要なものもあった。

 これらの密輸品の販売は、高い収益が得られる天然資源犯罪のひとつ。合法的に米国に持ち帰るために必要となる許可証についての情報は、米国魚類野生生物局(U.S. Fish & Wildlife Service)のウェブサイトで公開されている。詳しくは、https://www.fws.gov/service/permits

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