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橋本友則
Tomonori Hashimoto
ラーメン店経営者(株式会社 麺魚 代表取締役)
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Munchie Ken Fountain Valley
インスタグラム @munchieken_fountainvalley
2016年、東京都墨田区錦糸町に『真鯛ラーメン麺魚』(以下:麺魚)を創業。連日大行列を作るこの銘店を生み出したのが橋本友則さんだ。豚骨や鶏ベースのラーメンが乱立するラーメン業界でひとり真鯛の出汁に挑んだ。真鯛ラーメンはどのようにして完成したのか。
アイデアの原点は、魚を知り尽くすことにある。本格的に飲食の道に入ったのは大学卒業後。調理師専門学校に行き調理師免許を取得した橋本さんが向かったのは、築地だった。「築地には年間を通して旬の魚が集まってくる。その時季にどの魚が旬なのか、どの魚が新鮮で美味しいのか、魚の目利きを1年間で学びました。しかし魚をさばく技術はなかったので、今度は回転寿司チェーンに卸している魚の加工場に入りました。毎日500匹以上の魚をひたすらさばくのですが、そこで大量のゴミとして捨てられるのが魚の骨。『もったいないな、これで出汁をとったら美味しいに違いない』そう思っていました」。それから20年近くが経ち、そのもったいない精神が高じて完成した極上の一杯。「麺魚のラーメンは、鯛の中骨で出汁を取り、そこで出てきた油を使用、鯛を余すところなく使っています。人気ナンバー1は、真鯛ラーメン。2位が濃厚真鯛ラーメン、3位は鯛油そば。深いコクと旨味を堪能できる逸品です」

千葉県船橋市出身。野球や柔道、ゴルフに情熱を燃やすスポーツ少年だった橋本さんは、母の夕飯の手伝いやデザート作りもするなど料理にも親しんだ。高校卒業後は、食とはまったく違う業界に足を踏み入れた。「ジュエリーショップで働き、六本木のクラブでDJをしていた時期も数年ありました。ジュエリーの買い付けで度々ロサンゼルスを訪れるようになり、いつかLAでビジネスをしたいと思うようになりました」。22歳で沖縄の大学に入り、英文科で学びながら米軍基地内のバーでアルバイト。卒業後に飲食ビジネスの道に進んだ。
料理人として広島と京都の高級料亭で修行、東京のプリンスホテル勤務を経て、2000年半ばに兄と鶏白湯ラーメン店を学生街で始めたところ、口コミで一気に拡大しグループに大きく成長していった。
前グループで成功を収め、2016年に独立、麺魚をスタートして7年。現在、麺魚は都内に6店舗、鴨中華そば店『満鶏軒(マンチーケン)』3店舗を展開。さらに今年7月、OCのファウンテンバレーに満鶏軒アメリカ1号店をオープンした。スピード感あふれる展開をみせる橋本さんだが、和の職人としては「料理はあくまでも丁寧に」が信条だ。「一口食べたとたんに感動するほどの美味しいものがある店を作り上げていきたい。まずは、サンディエゴまで拡げて5軒オープンが目標です!」。

(9/12/2023)
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