LA市議会、新議長にポール・クレコリアン氏を選出(10/18)

【ロサンゼルス18日】人種差別発言によりロサンゼルス市議会の議長を務めていたヌーリー・マルチネス氏が辞職してから一週間近く経つ18日、市議会は、ポール・クレコリアン市議を新議長に選出した。

差別発言の責任を問われているギル・セディーヨ、ケビン・デ・レオン両市議には、度重なる辞任勧告が出されており、市民からの反発も高まる中、クレコリアン新議長が重責を担うことになる。

クレコリアン市議は第二区管轄で、ノースハリウッド、スタジオシティ、サンバレー、サンファナンドバレー中部などが管轄区。初の市議会議員選出は2009年で、ロサンゼルス市の予算財政委員会の議長も務める。以前はカリフォルニア州議会の議員も務めた。

市議会はまた、2024年かそれ以前の選挙実施へ向け、市と学校区の両方で独立した区割り委員会を設置する条例を投票にかけるプロセスを開始し、ロサンゼルスの市議会区数を増やす条例起草も検討することを決めた。

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