【ワシントン26日】バイデン大統領は、トラック運転手、政府関係者、緊急対応要員などの米国との国境を通過する非居住者に対して、1/22から完全なワクチン接種を義務付けることを予定している。また、フェリーで入国する旅行者も、1/22までに完全な予防接種を受ける必要があるとしている。
この規則は、米国以外の国籍の人に適用されるもので、米国市民や永住権保持者は、予防接種の有無にかかわらず米国に入国することはできるが、検査のハードルは高くなる。
バイデン政権は、労働安全衛生局(OHSA)が発行した緊急規則に基づいて、大企業が従業員に毎週ワクチン接種や検査を義務付けることを希望しているが、現在、訴訟によってこの義務付けは延期されており、ホワイトハウスは、ワクチン接種を促進する目的で、企業が独自の義務を実施することを奨励している。
米国疾病管理予防センターの発表によると、米国では約4,700万人の成人がワクチンを接種していない。