強力なエルニーニョが発達、2026~27年は大雨に警戒 南カリフォルニアの冬は大荒れ?(8/21)

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【ロサンゼルス21日】南カリフォルニアで、これから迎える冬の天候に注目が集まっています。太平洋で発達しているエルニーニョ現象が、2026年秋から冬にかけて非常に強いレベルに達する可能性が高まっているためです。

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米海洋大気庁(NOAA)の気候予測センターは8月13日、エルニーニョが強まっており、2026~27年の秋冬に「非常に強いエルニーニョ」となる確率が90%を超えるとの見通しを発表しました。10~12月には、1950年以降の過去の記録を上回る規模となる確率も69%としています。(cpc.ncep.noaa.gov)

エルニーニョが強くなると、冬のジェット気流の流れが変わり、南カリフォルニアには雨をもたらす冬の嵐が入りやすくなる傾向があります。

FOX11によると、今回のエルニーニョは南カリフォルニアで平年を上回る降水量につながる可能性があり、洪水や高潮などのリスクにも注意が必要です。

ただし、エルニーニョが強いからといって、「必ず大雨になる」と決まったわけではありません。気象条件は複雑で、実際にいつ、どの地域に、どれほどの雨が降るかを現時点で正確に予測することはできません。

NOAAも、強いエルニーニョほど典型的な影響が現れる可能性は高くなるものの、特定の地域で予想通りの天候になることを保証するものではないとしています。

現在のエルニーニョは、赤道付近の太平洋で海面水温が平年より高くなっていることなどを背景に、着実に強まっています。

NOAAによると、10~12月に過去最大級となる可能性があり、11月~2027年1月にかけても非常に強い状態が続く可能性があります。

つまり、今年の秋から冬にかけてが、今回のエルニーニョを考えるうえで重要な時期となりそうです。

今回のエルニーニョの影響は、冬の雨だけではありません。

南カリフォルニア沿岸では現在も海水温が高い状態が続いており、シュモクザメやホホジロザメ、エイ、ザトウクジラなど、さまざまな海洋生物の目撃情報が相次いでいます。FOX11は、強まるエルニーニョと暖かい海水が、こうした海洋生物の分布にも影響していると報じています。

一方、冬に大雨が続いた場合には、洪水や道路の冠水、山間部での土砂災害などにも注意が必要になります。

ロサンゼルスでは、晴れて乾燥した過ごしやすい冬をイメージする人も多いかもしれません。しかし、今年は少し様子が違う可能性があります。

強力なエルニーニョが予想される2026~27年の冬。「今年の冬は雨が多くなるかもしれない」――。現時点ではまだ確定的な予報ではありませんが、秋以降、エルニーニョがどこまで発達するのか、そして南カリフォルニアにどのような冬の天候をもたらすのか、今後の気象情報から目が離せません。

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