エルニーニョ現象の兆候か、ハモサビーチに大量の「カツオノカンムリ」(4/28)

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【ハモサビーチ28日】ハモサビーチの海岸に27日、クラゲの一種「カツオノカンムリ(by-the-wind sailor)」が大量に打ち上げられて浜辺を埋め尽くし、その珍しい光景が地元住民らを魅了した。

 2014年から2016年にかけて、海洋熱波(いわゆる「ウォームウォーター・ブロブ」)と重なり大規模エルニーニョが発生した際、オレゴン州からメキシコに至る沿岸部や南カリフォルニアのビーチ一帯で、この「風に乗る」生物が頻繁に見られたことから、専門家らは、今年強いエルニーニョ現象が起きる可能性があり、海域にはさらに珍しい生物が現れると予想している。
 「カツオノカンムリ」は、世界中の熱帯・亜熱帯に広く分布し、通常は外洋性で沖合に生息している。気泡体と呼ばれる浮袋で海面上に浮かび、帆のような部分で風を受けて海面上を漂う。日本語名の「カツオノカンムリ」は、カツオ漁の季節に海面に現れ、冠のような帆(傘)をもつことに由来するとされる。
 「カツオノカンムリ」は海流や風に翻弄される生物で、南からの暖かい海流に乗ってやってきたとみられ、風で岸へ押し上げられた。本来は青い色をしているが、干上がると白色に変色して死ぬという。
 クラゲの一種で毒があり、刺されると軽度の皮膚炎を引き起こす可能性があるため、近づかないよう注意が呼びかけられている。

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