【ロサンゼルスで暮らす人々】シェフの経験活かし起業 良質な油と厳選素材を使った ガーリックチリオイルを製造

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ゲンドラー加奈子  Kanako Gendler


カナキッチンCEO

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■カナキッチンCEOで料理家のゲンドラー加奈子さん。
インスタグラム@kana_kitchen_ca
ウェブサイト www.kana-kitchen.com

「できることなら四六時中テニスをしていたいくらいなのですが、仕事と家庭、そしてテニスのバランスを大切に生きています。カナキッチンで製造しているガーリックチリオイルは、日本の食文化に着想を得て厳選した素材を使った商品で、健康志向の方々からご好評をいただいています。SFエリアのセレクトショップや日系スーパー、LAエリアではTokyo Central Yorba LindaやTokyo Central PCHのラーメン店Garlic HighにトッピングとしてカナキッチンのMala Chili Oilが注文できるのでぜひお試しください」こう語るのは元シェフのゲンドラー加奈子さん。

自身で、ガーリックチリオイルやガーリック山椒オイル、ガーリックたまり醤油などの調味料を製造・販売するカナキッチンという食品ブランドを立ち上げた。彼女はどんな半生をたどり、今に至ったのだろう。

1979年富山県出身。小学4年のとき母に「手に職を」を合言葉に料理教室に通わされたのが始まり。高校卒業後は東京の調理師専門学校に通い、和食、洋食、中華、朝鮮料理の4種類を学んだ。東京のホテルやイタリアンレストランなどで働きながら今後の人生について思案していたとき、父が亡くなった。

人生はどう転がっていくかわからない。運命に導かれるように、その後は故郷である富山県に帰り、再び富山での生活が始まった。シェフとして約10年間経験を積んだ。仕事で富山県に住んでいた、のちの夫と知り合ったことで運命は動いていく。いつも人生を動かしていくのは出会いなのかもしれない。彼との結婚と第一子出産を機に渡米を決意したのは2013年のこと。当初は夫の出身地であるミネソタに行く予定だったが、初めての海外生活、英語力ゼロのため、まずは西海岸のサンフランシスコ・ベイエリアへ。暮らしてみたら「居心地が良すぎて今のところミネソタへ移住する予定はありません」とのこと。移住当初は専業主婦だった。シェフの経験を活かしたいと一念発起しカナキッチンを立ち上げた。

「料理という仕事はどの国にでも存在します。料理という技術を身につけたおかげで見知らぬ土地でも力強く生きてこれました」大手の工場で作っているチリオイルは風味や香りがなく油が古いと感じていたことから、フレッシュな調味料のニーズがあるのではないかと感じ、ガーリックチリオイルの製造・販売を始めた。契約先はどんどん増え、現在はたくさんの日系スーパーやセレクトショップ、ラーメン店に卸しているほか、オンラインでも販売している。「一度味わっていただければ、その違いを感じてもらえると思います。LAの皆様にも手に取っていただけたら嬉しいです。」

■オリジナル商品である、ガーリックチリオイル、ガーリック山椒オイル、ガーリックたまり醤油オイルは非常に人気。
■3人のお子さんやご主人に囲まれてにぎやかに暮らしている。

(7/29/2026)

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