LA初の無料Wi-Fiプログラムが始動、デジタル格差解消へ(10/24)

【ロサンゼルス23日】ロサンゼルス市初となる無料Wi-Fiプログラム「クレンショー・コネクテッド」が23日に始動した。サウス・ロサンゼルス地域の住民とクレンショー大通り沿いを訪れる人々がこのプログラムの恩恵を受け、デジタル格差の解消が図られる。 
 この取り組みでは、グローバルテクノロジー企業「シスコ」がロサンゼルス市、街路照明局、カリフォルニア・コミュニティ財団、デスティネーション・クレンショー、デジタル・エクイティLAと連携した。  
 市当局は、ライマート・パーク・プラザからハイドパーク地下鉄駅までの区間に、1.5マイルの地下光ファイバーケーブルを設置した。
 同地域を管轄するマーキース・ハリス=ドーソン市議は、コロナ・パンデミック中にデジタル格差が浮き彫りになった時の様子を振り返り、無料Wi-Fiプログラムの導入に期待した。
 「シスコ」によると、このネットワークは既存の市営街路灯設備を基盤に構築され、同社はクラウド管理型屋外アクセスポイント「ウルトラ・リライアブル・ワイヤレス・バックホール」を導入し、無料Wi-Fiを実現させた。

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