【ロサンゼルス27日】大手ショッピングモールの小売業者が、連邦破産法第11章の適用を受け、多くの店舗を閉鎖すると発表した。
10代の少女をターゲットにしたファッション・ジュエリーチェーンの「クレアーズ」は、約300店舗を閉鎖する予定だと、月曜日に裁判所に提出した書類で明らかにした。閉鎖対象にはクレアーズの235店舗と「アイシング」の56店舗が含まれる。アイシングは10代後半と若い女性をターゲットとしている。
閉鎖の時期は明らかにされていない。
クレアーズは今月初めに破産申請を行い、買い手が見つからなければ1,100店舗以上を閉鎖する必要があるかもしれないと示唆していた。
先週、クレアーズ・ホールディングLLCは北米事業をプライベートエクイティファームのエイムズ・ワトソンに1億400万ドルで売却した。月曜日の提出書類には、クレアーズとアイシングの830店舗が閉店しないことも記載されており、少なくともすぐには閉店しない見込み。
クレアーズは、近年、消費者習慣の変化とオンライン競争の影響で店舗を閉鎖する小売業者のリストに加わった。他には、ジョアン、ルー21、エクスプレス、メイシーズ、チューズデー・モーニングなどが挙げられる。