フロリダ州でピザ配達人が凶行 宅配先で客を14回ナイフで刺す チップ2ドルを恨んでの犯行(12/27)

【フロリダ州27日】フロリダ州のピザ配達人の女性がチップを2ドルしかもらえなかったことを恨み、客を14回も刺す事件が発生し、米国民に衝撃を与えている。米メディアNBCニュースが報じた。

 裁判記録によると、犯行に及んだのはブリアナ・アルベロ被告(22)で、殺人未遂、銃器に
よる住居侵入、誘拐、加重暴行の罪で起訴されている。事件当時、アルベロ被告に同行していたとされる男性の身元は明らかになっていない。 

 ピザを注文した女性とそのボーイフレンド、そして女性の娘(5)は、モーテルに滞在し、ピザを注文した。アルベロ被告が33ドルのピザを配達したところ、客の女性から50ドル札を渡され、釣り銭を要求された。しかしアルベロ被告は釣り銭をもっておらず、客の女性は小額紙幣
を探して35ドルかき集めた。つまり2ドルのチップしか渡さなかった。女性によると「ピザ配達人のアルベロ被告は目を丸くして、何も言わずに立ち去った」という。

 そのあと約90分後、アルベロ被告は男性とともに再びモーテルを訪れ、ポケットナイフを取り出しながら女性のハンドバッグをあさり、娘のニンテンドースイッチを壊し、携帯電話を奪って壊し、女性を何度も刺した。銃をもっていた男は「もう行く時間だ」と叫び、暴行は止ま
った。女性は、胸、腕、脚、腹部などを14回刺され、傷を負った。なお、被害女性は妊娠していた。

 

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