シルマーで酒に酔った男が電柱によじ登り、1,200戸が停電(8/29)

【ロサンゼルス27日】ロサンゼルス水道電力局は27日、シルマーで男が電柱によじ登ったため、1,000軒以上の家庭が停電したと発表した。

 消防隊員が27日午後5時頃、ヴァン・ナイス・ブルバードのW.12200ブロックの近くで男性が電柱に登っているとの通報を受けて出動し、救助を試みたが、男性は降りようとしなかった。

 ロサンゼルス市警によると、男性に自殺願望はなかったもようだが、ドラッグか酒でハイになっていたと思われる。危険な電線の近くにぶら下がり、パイプのようなものを取り出し、そこから煙が出た。

 この事故により、ロサンゼルス水道電力局は当初、周辺の1,200軒への停電を余儀なく実施した。しかし、電力会社は別の電線を通してエネルギーを送るルートを確保したため、影響を受けた住民の数は約15軒に減少した。

 約2時間後、男性が降りてくるのを拒み続けたため、救急隊員は救助を中止。その後、男性は電柱から降りて去ったという。警察官はこの男性を拘束しなかった。

 男性がようやく電柱から降りたことで、ロサンゼルス水道電力局は残りの家々へのサービスを復旧させた。

 

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