オンタリオ空港の利用者、7月は前年同期比で14.4%急増 「素早く簡単に旅行ができる地元の人気空港」(8/21)

【オンタリオ19日】オンタリオ国際空港はこのほど、同空港の利用者が7月、前年同期比で14.4%も急増したと発表した。

 航空会社が提供するフライトロケーションの増加や、インランド・エンパイアで進行中の急速な人口増加に伴い、トラフィックが増加している、と空港関係者は分析。南カリフォルニアへの窓口として、オンタリオ国際空港の認知度が上がっていることを示した。

 数字でみると、オンタリオ国際空港を利用した先月の乗客数は666,320人を超え、同空港の所有権が2016年に地元所有に移行して以来、空港の7月の月間記録を更新した。2007年8月に記録された693,000人にはわずかに及ばなかった。

 先月の乗客のうち、62万9000人が国内線利用者で、これは昨年7月の合計を17%近く上回っている。

 今年1月以降、オンタリオ国際空港の利用客は400万人近くに達し、これは2023年の同時期を12%近く上回っており、同港最高経営責任者のアティフ・エルカディ氏は、「当空港の世界クラスの施設、魅力的な小売店や飲食店のオプション、そして当空港の特徴である手間のかからない利用体験が旅行者をひきつけている」と理由を述べた。

 頻繁に同空港を利用する旅行者からは、「素早く簡単に旅行ができる地元の人気空港」という声が多く聞かれ、混雑が深刻なロサンゼルス国際空港のような大きな空港を避けて旅行を楽しむ選択肢となっているようだ。

 

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