住宅価格の中央値が昨年比で24%上昇 南カリフォルニア (5/20)

【ロサンゼルス19日】南カリフォルニア一帯で不動産市場が好調ぶりを見せる中、住宅の値段が上昇し続けている。カリフォルニア不動産協会が発表した最新データによると、加州の住宅価格の中央値は75万ドルに達し、昨年から24%近く上昇した。

 UCLAの経済学者によると、この価格の上昇率は、同州でハウジングブームが起きた2006年以来最大。これは、大きな需要がある一方で供給軒数が少ないのが原因で、例年のこの時期なら全米に70万から80万軒の購入可能な住宅があるが、今年はコロナなどの影響を受け、その数が半分以下に減っている。住宅価格の高騰に関わらず、コロナ禍がもたらした低金利の住宅ローンのために、消費者はマーケットにとどまる傾向が強いという。

 データによると、南カリフォルニアでは現在、市場に出た住宅が売れるまでの日数は平均8日で、提示価格の約2%増で購入されている。

 

 

 

 

 

 

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