サウスウェスト航空 50年の伝統を一新 座席指定開始を計画(7/25)

【ロサンゼルス25日】サウスウエスト航空は木曜日、50年以上使用してきたオープン・ボーディング・システム(座席指定なし)を廃止し、他の大手航空会社同様、座席指定が可能になると発表した。

同航空会社によれば、座席の選択肢を研究し、テストを実施し、顧客にアンケートをとってきたという。サウスウエストは、好みが年々変化し、大多数の旅行者が空港に着く前に自分の座席を知りたがっていることがわかった。

サウスウエストのオープンシートは乗客を速やかに機内に誘導し、また、空席を作らずに1席でも多く乗客で埋めるために始まったものだという。その結果、航空会社はより効率的に運営できるようになり、1日のスケジュールに数便を追加することも可能になった。

コロナウィルスの大流行が起こるまで、米国の航空会社の中でサウスウエストだけが毎年黒字を維持していた理由のひとつである。

◆いつから座席指定を開始するのか?

製品デザイン、機内レイアウト、時期などに関する変更の詳細については、9月下旬に発表される予定である。

「シームレスな移行のために新しい技術と手順を取り入れることに加え、新しいキャビンレイアウトには連邦航空局の承認が必要となる」と航空会社は述べた。

発表によると、サウスウエスト航空は2025年に新しいレイアウトでの予約を可能にする予定である。

 

発表によると、サウスウェスト航空はレッドアイ(夜行便)も開始する予定だ。初期路線の予約は木曜日から開始され、最初の夜行便は2025年のバレンタインデーに5つの市場に着陸する。ラスベガスからボルチモアとオーランド、ロサンゼルスからボルチモアとナッシュビル、フェニックスからボルチモアなどが運航予定。

今後、段階的に夜行便を増やしていく予定だという。

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